14人の女性の意見

MAGO

アーティストについて

フランス人の母とモロッコ人の父の間に生まれる。セントラル・セント・マーチンズ（CSM）で学んだ後、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（RCA）で絵画修士号を取得。現在、パリとモロッコのマサを行き来しながら作品を制作している。

彼女の芸術作品は、家族の物語とモロッコ系フランス人の遺産に根ざしており、感情的な絆、伝達された記憶、不在によって残された空虚な空間についての考察を生み出しながら、複数のアイデンティティの多面性を探求している。

ペインティング、ミシンワーク、伝統的な手刺繍を組み合わせた実験的な活動を展開する一方、陶芸を独自の分野として探求している。

マッサでの刺繍職人のレジデンスとグループの設立、女性アーティスト集団「Le Cercle de l'Art」の設立、アーティストガイド「Le Backpack de l'Artiste」の執筆など、そのアプローチにおいてコミュニティが中心的な役割を果たしている。どのプロジェクトにおいても、芸術交流を奨励し、経済的安定の機会を創出することに深くコミットしている。

モロッコ・マラケシュのAl Maqam（2021年）、フランス・マルセイユのEnamoura（2020年）、日本・福岡のStudio Kura（2018年）、または南アフリカ・ケープタウンのGreatmore Studios（2017年）などのレジデンスに参加し、2019年からはモロッコのMasa Storiesレジデンスを率いている。彼女はソーホーハウスのコレクションの一部であり、Dentons Art Prize 2020の最終選考に残っている。